子供のポテンシャルを最大限伸ばしてあげて、ついでに歯並びも良くなる方法があるのをご存じですか?

こんにちは。
削らない歯科医の池村です。
あなたは矯正っていうとワイヤー矯正を思い浮かべます?
または最近はやりのマウスピース矯正?
今日はワイヤーでもマウスピースでもない、もっと特別な子供の矯正の話です。
実は、成長期にだけできる特別な矯正があるんです。
そもそもなぜ矯正治療が必要になってしまうのか。
それは、顎の成長が悪くて歯が並ぶスペースがないのです。
スペースがなくて歯が重なってしまうからガタガタしてきます。
スペースがないので、歯を抜いたり、マウスピース矯正では歯の両脇を削って細くしてきれいに並べるのです。
今回お話する『特別な子供の矯正』は
そもそものところの
並ぶスペースがない顎を大きくしよう!
という新しい治療法です。
歯が並ぶ顎の骨が大きくなれば、歯は重なってガチャガチャしませんから。
この『特別な子供の矯正』は
顎の骨を大きく成長させることによって結果的に歯並びが良くなります。
でも!
歯並びが良くなるだけじゃない、もっとすごく良いことが起こります。
顎の骨を大きく成長させることで
・気道が広がる→酸素をいっぱい身体や脳に取り込める→集中力アップ。運動・成績なども何もしなかった時よりも期待が持てます。
・顎の骨は顔の骨。しっかり成長させることでメリハリのある良い顔つきになります。
顎の骨を成長させるには姿勢も良くします。
猫背より、ピン!としている方が見栄えが良いですよね。
子供のポテンシャルを最大限に引き出せる治療法です。
スポーツも勉強も、できないよりはできる方が良いでしょうし。
顔もわが子がよりかわいく・かっこよくなるならその方が断然良いですよね?
顎の骨を成長させるために
・顎の骨の成長を妨げるような生活習慣を排除していきます。
・成長を促す訓練をします。
日常的に顎の骨の成長にとって悪い行動をそうと知らずに結構やっちゃってるんですよ。
姿勢もそう。食べるものもそう。飲み込むときの癖だとか色々です。
で、
この治療ができるのは顎の骨の成長期限定です。
顎の骨の成長期って、子供がいくつくらいの時だと思いますか?
上の歯が生えている上顎骨は、10歳で成長の9割が完了します。
下の顎は第二次性徴まで育ちますが、だいたい上顎骨のサイズに合わせて止まります。
顎の骨の成長を促す治療は2年くらい必要なので
遅くても8歳くらいからスタートしないと間に合わないです。
でもお子さんによっては14歳から始めても歯並びキレイになった例もあるようです。
顎の骨の成長がいまいちだなー。これって顎を成長させる治療が必要?
と判断できるのはだいたい6歳くらいです。
乳歯の前歯が抜けて、永久歯の前歯が思った以上に大きいぞ?並ばないで重なってガチャガチャしてる!
という状態であればこの「顎の成長を促す」治療を開始すべきです。
ちなみに歯並びの専門家である矯正歯科の先生にこの時期の子供の歯並びを相談しても
「様子見だね」「全部変え変わってから矯正しよう」
と言われるのがだいたいの流れです。
でも何もしないでいるのはもったいない!
顎の成長を促す訓練にはお子さんの姿勢や呼吸も整えていくので、免疫機能がアップして病気にかかりにくくなる
だとか、
歯並びが悪くなる癖を取るので、矯正治療後に歯並びがまた悪くなる「後戻り」はないです。
矯正で歯だけきれいに並べても後戻りしてしまう話が多いのを聞いたことありますか?
昔ワイヤーで矯正してたけどまた前歯ガチャガチャしてきたから、マウスピース矯正でまた並べるってケース多いんですよ。
せっかく矯正したのに後戻りしてしまうのは、歯並びが悪くなる癖や習慣があるから。
顎の成長を促す治療は、その癖や習慣をなくしているので、再び歯並び悪くなることはないのです。
乳歯よりも2倍くらい大きな永久歯が入りきる顎に成長させているので抜歯も必要ないです。
矯正器具を歯につけるものではないのでむし歯のリスクも上がりません。
池村も子供の時にワイヤーの歯列矯正やってました。
小学校1年生から高校2年生まで。
そして歯科大生の時。
更にここ最近。マウスピース矯正で下の前歯並べました。
子供の時に上下左右1本づつ合計4本抜きましたよ。
でも顎が小さすぎて歯が納まりきらずにやっぱり前歯ガチャガチャしてきてしまう。
池村が子供のころにこの治療法があったら、もっと美人でもっと成績に悩まなくて済んだのかなあと思ってます。
池村の子供も、すでに大人の歯がガチャついてるのでこの顎の骨を大きくさせる治療を始めました。
もし、あなたの子供が
小学校低学年で
永久歯が重なってガチャガチャ
なんて兆候があるようであれば、まずはオンラインにてご相談下さい。

