BLOGブログ

医院や歯にまつわる情報を提供しています

当院にいらした方の約8割は歯の治療が必要ないケース。

こんにちは。
神田中央通りいけむら歯科の池村です。

最近増えましたね。

「歯を削られたくないから」と来院して下さる患者さんが。

やっと当院の、削らなくてもちょっとしたむし歯なら維持・管理できますという予防プログラムに賛同して下さる方が増えてきた感じですね。

削らない歯の治療を掲げています

削らなくてもちょっとしたむし歯なら維持・管理できます!

を掲げて、神田中央通りいけむら歯科を開院した2013年から考えると、ずいぶん進歩したように思います。

開院してから「むし歯治療」されたい患者さんにお話し続けてきました。
納得して頂けずに、お見えにならなくなった患者さんも多いです。

歯の治療って継ぎ足しでしかないですからね。

そして、削られて人工物を継ぎ足されても、歯が溶けた原因を調べもせずに今後の対策もなしにそのままにしていたら再治療必至です。

内臓を気軽に削って人工物を継ぎ足すって、よくよく考えたら正気の沙汰じゃない気がしません?

まあ、穴が開いていたらそれは埋めますよ。

でも、

・どうして内臓である歯に穴があいてしまったのか
・どうしてその歯はこの治療がされていたのか
・今後何に気を付けたら再発を防げるのか

などの考察なしにむし歯の穴を埋めていたって、再発して続ける気がしません?

そんなことを言い続けていたら、患者さんも、削られたくない方が多くいらして下さるようになってきました。

が!

日本人とは不思議なもので、「治療」にはお金に糸目をつけない方が多いのですが、残念ながら「予防」にお金をかけたがらない方が多いのです。

当院にいらしても、「削る必要ないよ」とお伝えしているのに結局

「よそで削ってもらうことにしました」とおっしゃる方も一定数いるのです。

削らないためにできることがたくさんあるのに、なんでわざわざ再発のリスクのある治療に邁進するんだろうなあといつも不思議でなりません。

「なにか」やって欲しいんでしょうね。

これは患者さんが「納品型」の歯科治療に飼いならされているからですよ。

銀やプラスティック、セラミックの詰め物・被せ物、はたまたインプラントや入れ歯。

「納品」されて安心する。

でもね。変わらないこと・治療されないことが結局一番あなたの歯を守ることに繋がるんですよ。

人工物を「納品」されればされるほど、あなたのお口の中は異物でいっぱい。

機能は大丈夫?人工物は経年劣化しますよ。

経年劣化したものをケアするのは誰がやりますか?「納品」専門の歯科医院?それともメンテナンスの必要性がわかっている歯科医院?

経年劣化した人工物は交換するタイミングも大事。

口の中は髪の毛1本入っても気持ちが悪い敏感な組織ですよ。

勢い余った繰り返しの「歯の納品」で、あなたの口腔の機能はどうなっていくでしょうね?

本質を見誤ってはいけません。

歯は極力治療しないのが一番です。

当院は開院してそろそろ10年になりますが、信じて下さり二人三脚で頑張って下さる方は、虫歯があっても5年10年削らずに進行を食い止めている方もいらっしゃいます。

予防歯科の観点から医療費増大にストップを

歯があれば、認知症にかかりにくいだとか、歯周病を治療したら糖尿病が良くなっただとか、口腔と全身の関係は密接です。

というより、口腔だけ別ってことってないですよね?

口腔だって内臓です。

口腔内細菌は全身に波及しますしね。

口のトラブルを未然に回避しておけば、毎年膨れ上がる医療費増大をストップできます。

でも、じゃあなぜたくさんある歯医者さんでは毎日歯を削られる人ばかりなの?

それはね、社会構造に理由があるのです。

削られたい患者さんと、削りたい歯科医院。

重要と供給があってるような気もしますが、悪くなることばかりにお金と時間を費やしていると、国民全体が貧しくなっていく一方ですからね。

ご自身の歯だけでなく全身の健康を守り、生涯医療費を下げたいのなら、自分でも知識を身につける。

医療機関に自分の大切な身体を任せっぱなしで大変なことになってるケース、多いですからね。歯科に限らず。

この社会構造に気づいてから、私は10年以上前から患者さんにお伝えし続けています。

情報は取りに行っても、裏付けのないネット情報に踊らされない。

信頼のおける専門家と二人三脚で自分の健康を守る。

自分の中の「人任せにしたい」という怠慢を抑え、集めた知識が全てであるという傲慢な思い込みを抑え、得た知識を確実に実行して行くと、無慈悲に歯を削られることはなくなります。

国民全員で自分の身体・人生を健康に保つことを意識出来たら、医療費なんてすぐ下がりますよ!

社保の金額が毎月とんでもないですからね。

ボーナスからも社保が引かれるようになったのは2003(H15 )年かららしいですよ。https://mshr-sr.jp/blog/662/#:~:text=%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A6%E8%A8%80%E3%81%86%E3%81%AE%E3%81%AF15,%E5%BE%B4%E5%8F%8E%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82%EF%BC%89

どんどん手取りが少なくなります。

このニュース、ご覧になりましたか?

岸田政権「異次元の少子化対策」財源は社会保険料が本命か 年収600万円の会社員は税金と別に「100万円超の天引き」も

ただただ黙って徴収されるのではなく、バケツの穴をふさぐ努力を皆でしませんか?

私はバケツの穴をふさぐ一つの方法は当院の予防歯科であると思っていますよ!

ブログ一覧に戻る

CONTACTご予約・ご相談

栄養療法、歯を削らないスペシャリストの院長池村があなたの歯を丁寧に守ります。
まずはお気軽にご相談ください。

keyboard_arrow_up