歯削る機器、使いまわしのニュース[無痛治療・削らない・予防歯科・栄養療法実践クリニックの神田中央通りいけむら歯科 神田駅・新日本橋駅]
皆様こんにちは。神田中央通りいけむら歯科の池村です。
ご覧になった方いらっしゃいますでしょうか?
5/17に読売新聞の一面の隅っこに掲載されたそうです。
そして5/18の朝にネット配信されたニュースです。
タイトルは「歯削る機器、滅菌せず再使用7割・・・」みたいな感じだったと思います。
神田中央通りいけむら歯科は開業当初からこの「タービン」を滅菌しています。
もっと言っちゃうと、そのタービンにつけるドリルも個包装して滅菌しています。
さらにさらに!削るときに出てくる水や紙コップに注がれる水は殺菌水です。
皆さん安心して下さいね。
しかし、このタービン使いまわしの件、
私は卒業後一般の開業医さんに就職してけっこうショックを受けましたからね。
大学病院は教育施設でもあるのでコスト度外視で滅菌消毒は過剰ともいえるくらい完璧でした。
その感覚で一般開業医さんに就職して、使い捨てかと思って色々捨てて上司に怒られましたよ。
「もったいない」「ここは大学病院じゃない」って。
酷いところでは歯を削って、削りカスがついたままのドリルをドリル立てにそのまま戻していました。
『これはないでしょ・・・』と思い、せめてとアルコールを浸した綿でそのドリルやドリル立てを拭いていたら「もったいないからやめろ」と消毒をしたことを怒られたことがありましたよ。
いまや普通である診療中にドクターがつけるゴーグル(治療の水が施術者の目に入るのを防護する)も、「そんな大げさなものをオレの診療室でつけるな!」と怒られましたよ。
ちなみにその歯医者はすぐ辞めました。
私が神田中央通りいけむら歯科を開設したのは、コストが多少かかってもしっかり滅菌消毒できる歯医者を作りたかったのもあります。
今は念願かなってドリルもタービンも滅菌していますし、ユニットから出る治療水も殺菌水を導入できて、患者さんに安心安全をお届けできて幸せです。
借金背負って開業しても、この価値を患者さんにお届けしたい。
そう思っています。
神田・新日本橋駅から徒歩3分 神田中央通りいけむら歯科