歯の神経を抜くリスクは100%!デメリットの方が大きすぎる事実をお伝えします
こんにちは。
神田中央通りいけむら歯科の池村です。
昨日の日曜日、参加したセミナーで結構ショックをうける最新情報を得てしまいました。
何らかの原因で(むし歯が主な原因ですが)、歯の神経を取ってしまった歯は、100%の確率でエンドトキシンという細菌の毒素が検出されたとのことです。
詳細は後ほどお伝えしますが、歯の神経を抜くと100%リスクが伴ってしまうということなんです。
しかも、全身に…
歯の神経を抜くというのは、一般的な治療法と思われるかもしれせんが、デメリットの方が何倍も多いのです。
「え?神経をもう抜いちゃったんですが…」という方もいらっしゃるでしょう。
今回は、歯の神経を抜くことのリスクに加え、神経を抜いてしまった場合、どのような対処をすればいいのかをお伝えしていきます。
歯の神経を抜くことはリスク100%
冒頭でお伝えしましたが、歯の神経を抜いてしまうと、100%リスクが伴ってしまうという事実。
検出されたエンドトキシンという毒素は、食中毒で有名なボツリヌス菌毒素よりも毒性の強いものも存在するというのがわかっているのです。
この毒素が全身に回ると、それはもう様々な慢性疾患の元となるわけです。
この毒素を出す歯・すなわち神経を取った歯を持っていると、がん治療の成績が下がってしまいます。
だから、ヨーロッパのとある病院は、がん患者さんにがん治療の前に神経を取った歯の抜歯を勧めるそうです。
100%とは…かなりショックです。
これはますます予防歯科を広めて行って、神経を抜く歯を少なくしていかないといけない。と決心したわけです。
すでに神経を取った歯をお持ちの方は、全身状態を確認しながら、なんらかの全身トラブルが起きた時には抜歯も検討していかないといけないということです。
患者さんによくお話するのですが、お口は触れますが、内臓なんです。
血管も集中していてリンパ節も近いです。
この爆発的に増えている日本の医療費を抑えるためには歯科が立たねばなりますまい。
漫然とお医者さんに通って、よくなっているのかわからない薬を飲み続けるのではいけません。
栄養療法的な観点からいっても慢性疾患は、口の中をきれいにすればかなり改善します。
こちらでは当院の栄養療法のことが書かれているので、参考にどうぞ
歯の神経を抜くデメリットはそれだけではない
そして、今日初めていらして頂いた患者さん。
「歯を削らない治療」を求めていらして下さったのですが・・・。
すでに何もしなくても痛い状態。
これは歯の神経が断末魔をあげている証拠です。
歯の神経をたび重なる削り、むし歯治療に耐えかねて死んでしまったのです。
この状態になってしまうと、歯の神経は激痛のままなんです。
仮に数日堪えられた場合、ある日パタっと痛みは止みますが、これは歯の神経が死んだということです。
死んだ歯の神経を放置すると腐りますから、やはり歯の神経の治療、それこそ根管治療が必要になってきます。
というわけで結局、歯の神経を取る治療になってしまいました。
最初にお伝えしたように、神経を取った歯は全身の健康に害を与える可能性が高いことがわかってきました。
でも、まだ使える歯を引っこ抜くわけにはいけません。
事実をお話しつつ、まだ全身がお元気なうちは神経がない歯を利用してもらい、ほかの生きている歯を損ねないように予防歯科(ホームケアとプロケアの両方必要な話)を実践していって頂きたいと思います。
このように当院では、患者さんにとのカウンセリングを重要視しており、メリット・デメリットをお伝えしながら、患者さんとともに治療方法を考えていきます。
健康を願う方の為に存在する神田中央通りいけむら歯科です。
歯の神経を抜いてしまった…痛くない・削らない治療をしたいという方は、下記お問い合わせからお気軽にご予約・ご相談してください。