最近マスコミが流行らそうとしているライスミルクの話
皆様こんにちは。神田中央通りいけむら歯科の池村です。
あけましておめでとうございます。今年初のブログです。
いきなりですが、なんだか唐突に「流行りそう!」「今年大注目!」みたいな感じでライスミルクなるものをTVでごり押しされています。
「健康にも良い」と言われていますが・・・栄養療法実践クリニックの院長から言わせていただければ、まあ・・・
ざっと突っ込みを入れていきますね。
①コレステロールがゼロ!←植物性なのでコレステロール0に決まっています。同じ文言で売っているサラダ油もありますが。苦笑いです。そして「コレステロールが悪!」というイメージも時代に逆行しています。
コレステロールについては4/25に当院主催の栄養セミナーで詳しくお話いたしますのでどうぞお誘いあわせの上お越しください。
②ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富な玄米が材料。←まずライスミルクになっている時点で食物繊維はこされているので0です。そしてビタミンミネラルなどは壊れやすいので商品として加工している段階で壊れているでしょう。野菜ジュースと一緒ですね。さらに、実は玄米は農薬がかっつり含まれている可能性が高いです。無農薬や自然栽培などで育てられた玄米が原料ならば安心かもしれませんが、そんな単価の高い原料を使ってくれているでしょうか。そしてライスミルク、日本の製品というより今のところ輸入モノっぽいですよね。海外のお米、日本では認可されていない農薬を使われているかもしれないし、今はやりの遺伝子組み換えかもしれないし。
③米なので炭水化物である。←空腹時に牛乳がわりに飲んだりしたら副腎疲労や低血糖症をおこしますね。
他にもいろいろありそうですがまずはざっと。
神田・新日本橋駅から徒歩3分 神田中央通りいけむら歯科